家の無線LANルーター経由でSSHを行えるようにしたので、家のどこからでも(ルーターの電波の届く場所なら)ラズパイを遠隔操作できます。
まずはwindowsPC-ラズパイ間でpingが通っていること(接続されていること)を確認しておいてください。(参考:ラズパイーWindowsPCで無線LAN経由でpingを通す)
また、ifconfigでラズパイのIPアドレスを調べてメモっておいてください。
Tera TermをwindowsPCにインストールする
Tera Termをここ(https://ja.osdn.net/projects/ttssh2/releases/)からダウンロードします。ダウンロードサイズは14MBほどです。exeをダウンロードしたらインストールします。
OK、同意する、次へ、日本語等を選択していけばOKです。コンポーネントの選択は標準インストールでOKです。
ラズパイのconfigでsshを有効化する
~GUI上で設定する場合~
メニュー→設定→Raspberry Piの設定のインターフェイスタブのSSHを有効にし、OKをクリックします。これで有効化の設定は完了です。
~CUI(コマンドライン)から設定する場合~
※Raspbianのバージョンにより表示が異なることがあります。まずはコマンドラインにsudo raspi-configと打ち込み、設定画面を出します。
↓キーでInterfacing Optionsを選択しエンターキーを押します。
同様にSSHを選択しエンターキーを押します。
SSHを有効にしますか?と聞いてきているので、はいを選択しエンターキーを押します。言語設定やバージョンなどによっては「はい」の表示ではないかもしれません。そのときはEnableやYesを選択してください。
SSHが有効になったよ。というメッセージです。了解を選択しエンターキーを押します。バージョンや言語設定によってはYesなどの表示かもしれません。
→キーでFinishを選択し、config画面を閉じます。
これでSSH有効化の設定ができました。
Tera Termを起動してSSH遠隔操作する
Tera Termを起動します。起動したら新しい接続ウィンドウが開くので(自動で開かなかった場合はファイル→新しい接続から開けます)、ホストにラズパイのIPアドレスを入力します。(僕の場合は192.168.11.71)他の設定はデフォルトのまま(以下の画像と同じ設定)でOKです。
入力したらOKをクリックします。
セキュリティ警告画面が出たら続行をクリックします。
操作したいラズパイのユーザー名、パスワードを入力します。ラズパイの設定で変更していなければ通常はユーザー名はpi、パスワードはraspberryになっていると思います。(僕はパスワードは変更してあります)
入力後OKをクリックします。
これでラズパイをWindowsから操作することができます。
使い方はラズパイのコマンドラインと同様です。
当たり前ですが、ifconfigなどのコマンドもしっかり使えます。
sudoも問題なく使えます。
sudo raspi-configと打てば、実機同様のコンフィグ画面が出現し、同様に操作できます。
家のどこにいてもラズパイを操作(コマンドラインですが)できるのでとても便利です。
Wi-Fiコンセントと組み合わせたら、電源も遠隔操作できるのですごくはかどります。
スマホにもTeraTermのようなアプリがあるのでそれを使えば、スマホからラズパイをいじれます。
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