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2022年6月21日火曜日

WSL2の有効化とUbuntuのインストール

 

本手順の環境

Windows10 Pro 64bit 21H2



Windowsの更新を行って最新にしておく

WindowsのバージョンによってはWSL2に対応していないので更新しておくとよい。
本稿では説明しないがUSBメモリなどのマウント(wsl --mountコマンド)はWindows11かWindows Insider Programに参加していないと使用不可らしい。


Windows Terminalをインストールしておく

MIcrosoft Storeを起動してwindows terminalと検索、入手をクリックしてインストールする。

必須手順ではないがWindows Terminalのほうが使い勝手が良いので。
Windows TerminalをPowerShellに読み替えても基本的にはOK。



Hyper-V、Linux用Windowsサブシステム、仮想マシンプラットフォームの有効化

コントロールパネルより「Windowsの機能の有効化または無効化」を開いて、Hyper-V、Linux用Windowsサブシステム、仮想マシンプラットフォームにチェックを入れOKをクリック。

OKを押した後少しすると再起動をするか聞かれるので再起動する。

再起動後、Windows Terminalを「管理者として実行」で起動する。
下記コマンドを実行(Windows Subsubsystem for Linuxが有効化される)
dism.exe /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Windows-Subsystem-Linux /all /norestart

下記コマンドを実行(仮想マシンプラットフォームが有効化される)
dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart

下記コマンドを実行(WSLのデフォルトバージョンが2になる)
wsl --set-default-version 2

備考



ディストリビューションをインストールする

Windows Terminalを「管理者として実行」で起動する。
下記コマンドでインストール可能なディスとリビューション一覧を確認する。
wsl --list --online

下記コマンドでディストリビューションをインストールする(下記はUbuntu-20.04の例)
wsl --install -d Ubuntu-20.04
ダウンロード後インストールされ、Ubuntuが起動する。
このとき自動でLinuxカーネル更新プログラムパッケージもインストールされるはず。
もしエラーが表示されたら手動で自動でLinuxカーネル更新プログラムパッケージをインストールする。(手順は下方に記載)心配なら前もって手動でインストールしておいてもOK。

起動したらユーザー名とそのパスワードを入力し新規ユーザーを作成する。
ユーザー名、パスワードは好きなものでいい。パスワードは確認のため二回入力させられる。


起動方法

Ubuntuがアプリに追加されているので通常のプログラムと同様にクリックすることでウィンドウが立ち上がり起動する。
もしくはWindows TerminalやPowerShellなどで下記コマンドで起動できる。(各自Ubuntu-20.04はディストリビューションの名前、unameはログインしたいユーザー名に読み替えること)
wsl -d Ubuntu-20.04 -u uname


シャットダウン方法

Ubuntuでsudo shutdown nowコマンド等でシャットダウンしてもwsl2上ではrunning状態のままになってしまう。(多分OSはシャットダウンされてるけど仮想マシンそのものは電源ONのままになっているような状態)
Windows TerminalやPowerShellで下記コマンドで完全にシャットダウンできる。(各自Ubuntu-20.04はディストリビューションの名前に置き換える)
wsl -t Ubuntu-20.04
ディストリビューションの名前を入力するのがめんどくさければ下記コマンドで起動中の仮想マシン全部がシャットダウンされる。
wsl --shutdown


仮想マシンの動作状況やディストリビューション名を調べる

Windows TerminalやPowerShellで下記コマンドで調べられる。
wsl -l -v


Linuxカーネル更新プログラムパッケージの手動インストール

下記リンクよりパッケージ(wsl_update_x64.msi)をダウンロードし起動、手順をはい等で進めてインストールする。


Linuxカーネルの更新方法

Windows Terminalを「管理者として実行」で起動する。
下記コマンドを実行
wsl --update
通常数分で終わる。

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