2019年2月4日月曜日

Ubuntu16.04をVirtualBoxインストールした後のセットアップ

Windows7上のVirtualBox6.0.2にUbuntu16.04 LTS 64bitをインストールしたので、使いやすいようにセットアップしました。
今後またインストールしたときのために自分用メモとして残しておきます。




ターミナル(端末・コンソール)の起動・Launcherへ登録

コマンドで操作するためにはターミナルを開く必要があります。Ctrl+Alt+tのキーを押すことでターミナルが呼び出せます。
もしくはコンピュ―ターを検索でtermと入力すると端末というアプリケーションがあるのでそれをクリックするとターミナルが開きます。
ターミナルを開いているときに画面左端のLauncherのターミナルのアイコンを右クリックしてLauncherに登録をクリックすることで、ターミナルを閉じてもすぐにLauncherのアイコンをクリックすれば起動できるようになります。ターミナルは頻繁に使うと思うので登録しておいて損はないです。


更新の適用

インストール後は更新が最新になっていないので、更新しておきます。
まずはターミナルに、
$ sudo apt update
と入力して最新のパッケージリストを取得します。
その後、
$ sudo apt upgrade
で更新を行います。
この操作でxxxxByteのディスク容量を消費します。続行しますか?と表示されたらyを入力してEnterを押せば更新が続行されます。
場合によっては数分か数十分かかります。
これで更新は完了です。


ディレクトリの名前を英語(アルファベット)にする

ディレクトリの名前が日本語になっていると何かアプリを使う時など不都合なときが多々ありますので、ディレクトリの名前を日本語から英語に変更します。
ターミナルに
$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
を入力します。
表示されたウィンドウのDon't ask me this againにチェックを入れてUpdate Namesをクリックします。
これでディレクトリの名前が英語に変更されます。


半角全角を押して日本語入力できるようにする

設定を日本語-日本語にしたのになぜか半角全角を押しても日本語入力できないことがあります。
画面右上のキーボードマーククリック→入力メソッド→Mozcを選択します。
これで半角全角を押せば日本語が入力できるようになりました。もう一度半角全角を押せば英語入力になります。



UbuntuにVirtualBox Guest Additionsをインストールする

VirtualBox Guest Additionsをインストールすることで、ウィンドウの大きさにあわせてUbuntu画面が変わったりホストPCとファイル共有が可能になったりクリップボードを共有したりできます。
まずはターミナルに、
$ sudo apt purge virtualbox-guest-*
と入力して、余計なものをアンインストールします。
その後、
$ sudo apt update
$ sudo apt install -y dkms

$ sudo apt upgrade -y
を順に実行してdkmsのインストールと更新を行います。
実行したらUbuntuを再起動します。
再起動後、VirtualBoxの仮想ウィンドウ上方のデバイス→Guest Additions CDイメージの挿入...をクリックします。
~~~実行しますか?のウィンドウが出たら実行するをクリックします。
パスワードを求められるのでパスワードを入力し、認証するをクリックします。(Ubuntuにログインするときやsudo実行時に入力するパスワードのことです。)
これでインストール完了です。Enterをクリックするとメッセージが表示されているターミナルのウィンドウが消せます。その後一応再起動しておきます。
ウィンドウに合わせてUbuntu画面の大きさが変わるようになりました!やったね。



クリップボードの共有、ドラッグ&ドロップの双方向化

クリップボードをメイン-ホスト間で共有すると、文章のコピペなどが通常のように行えます。何も設定していないと、Ubuntuでコピーした文字をホストPCにペーストできません。ドラッグ&ドロップの双方向化をしていると、ホストPCとのファイルのやり取りがドラッグ&ドロップで可能になります。
Guest Additionsをインストールしてい場合、上記に書いてある手順でGuest Additionsをインストールしておいてください。

VirtualBoxマネージャーウィンドウ内でUbuntuを選択した状態で設定ボタンをクリックします。
出てきた設定画面の一般の高度タブのクリップボードの共有とドラッグ&ドロップを双方向に変更してOKをクリックします。
これでクリップボードの共有、ドラッグ&ドロップの双方向化ができました。


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